コラム

COLUMN
バレッドスタジオの展開についてインタビューを受けました
大坪 和也

2020/08/20

大坪 和也

なぜこのようなスタジオ空間をつくったのか、バレッドプレスのインタビューをうけ、想いを熱く語りました。

「VALED STUDIO」をつくった目的

image

【藤井編集長】
ここは、そもそもどういう目的でつくられたんですか?

【大坪】
もともとグローバルキャストが展開している子ども向けパソコン教室「バレッドキッズ」は、自宅でもパソコン教室が開けるフランチャイズ方式を採っていて、直営店は少なかったんです。そこで新しいコンセプトの直営店をオープンしてみよう、という話になり、その場所を探していたところ、「ラチッタデッラ川崎」のこの場所を見つけたんですね。

そして、せっかく最先端の情報発信をしている川崎の町でオープンできるなら、新しいことをしていこうという話になって。こういったライブ配信とスクールを併設した施設を思いついたんです。

【藤井編集長】
この場所をつくるという話は、新型コロナウイルスがまん延する前から決まっていたんですか?

【大坪】
その前からですね。

【藤井編集長】
今でこそ新型コロナウイルスの影響でライブ配信の需要は高まっていますが、その前ということは、どういうところからアイデアが出てきたのですか?

【大坪】
もともと僕自身が、前の会社でeラーニングのコンテンツを作成するコンテンツ・プロデューサーをやっていて。そのとき(動画の)教育コンテンツをつくっていたんですけど、いつもはとてもいい授業をしている先生方が、カメラの前だと緊張しながら、こんにちはなんとかです、これからこういう授業をやっていきます、みたいなガチガチの映像を見せられたところで、本来の先生の魅力が伝わらず、全然おもしろくないなと。

ならば、先生たちがリラックスをして授業できるような環境をつくればいいんじゃないかと思って、前職でスタジオを何個かつくったんですよ。つくったんですけど、いろいろ工夫したのですが、結局納得のいく授業の収録ができず、あまりいいコンテンツをつくれなかったんです。あと、編集にやっぱり時間がかかるということもあって。

何かしらもっとよい方法がないかなと思ったとき、最初に出会ったのが、動画撮影スタジオをつくっているヒマナイヌの川井さんだったんです。そこでコンテンツを対談形式にして、先生方に対してリラックしてもらいながら授業をやったらおもしろいんじゃないかな、というアイデアが出て。

【藤井編集長】
最初に対談形式というイメージがあって、こういう場所をつくったと。

【大坪】
そうですね。こういった対談型のスタジオを川井さんがつくっていたのは前から知っていて。そこでは、カメラをまったく意識しないで撮影ができるスタジオが実現されていたんです。新しくスタジオをつくるんだったらこれしかないな、と。すぐに川井さんがやっていたセミナーに参加しました。そこから2年間かかりましたけど、ずっと会社でこういうことをやりたいって言い続けていて。それで今回やっと実現しました。

【藤井編集長】
2年前から考えていたんですね。

【大坪】
どちらかと言うと、2年前は川井さんがこういう対談形式のエンターテイメントをされていて、僕はそのエンターテイメントをもっと教育にもってこれればおもしろいのではないかと考えていました。

【藤井編集長】
そういえば大坪さんが上げていた動画を見たんですが、今回このスタジオを手造りしていたじゃないですか。どうして手造りにしようと?

【大坪】
ひとつはここに参加するスタッフ全員でやっているという、参加意識をもってもらうためです。壁を塗ったりとか、そこだけは自分たちでやりましょうと。もうひとつが、そのつくっている工程もコンテンツになり得るだろうなと。たとえば看板をつくって、その映像をどこかで見た人が「あの看板ってつくられたんですよね」とか「この壁って自分たちでつくったんですよね」とか、会話になるかと思って。

直営の教室としての役割

image

【藤井編集長】
このスタジオはライブ配信以外にも、直営の教室としての役割もあると思うのですが。

【大坪】
もちろん、ここ自体でもいろいろなワークショップや教室を展開する予定です。僕はここがライブ配信とスクールが併設されていて、いちばんいいなと思っているのは、よくeラーニングをつくっていると、リアルな授業を否定しているのかって言われるんですよね。そんなことは全然なくて、教えるものの特性に合わせて、eラーニングのほうが教えやすいかもしれないし、リアルのほうがいいかもしれない。要はメディアの特性にあわせて、指導に活かせればいいと思って。

たとえば、eラーニングで使われる映像は、教室で全員同じ映像を見て実習したり、自宅で映像を1人1人見てもらってから、実習することもできると思います。

【藤井編集長】
具体的にはどういった使い方を?

【大坪】
今、とあるメーカーさんとちょっとお話をしているのは、たとえば最初の導入部分はリアルでやりましょうと。その後のソフトウェアの使い方はeラーニングでやる。そしてeラーニングを通して出来上がった作品を、ここでライブ配信で発表会しましょうというのを考えています。

【藤井編集長】
それって、たとえばロボットの組み立てとかに有効ですね。ロボットをつくるときに、リアルタイムで教えないといけない部分と、画像を見て組み立てましょうというオンラインの部分。で、ロボットのデザインコンテストをここで開催して、ライブ配信するとか。

【大坪】
そうですね、そういったことができたらいいなっと思っています。さっきの「メディアの特性を活かして」という話で、じゃあそれぞれ何があるかと考えるときに、ディズニーランドのジャングルクルーズを思い出してくださいっていう話をよくするんです。もしあれが、音楽もなく乗っているお兄さんの説明もなければ、全然楽しくないと思うんですよね。

それが映像だろうが何だろうが、それぞれ役割があって。待っている間に期待値を上げるために映像があったり、乗っているお兄さんたちが雰囲気をつくったり、音楽で盛り上げたりとか役割もある。そこの使い分けを、きちんと教育分野でもすることが、すごく重要なんじゃないかなと思います。

発信したい情報をもっている人に使ってもらいたい

【藤井編集長】
このライブ配信スタジオは、個人にも貸し出していますよね?どういう人に利用してほしいですか?

【大坪】
そうですね、自分こそは発信したい情報をもっている。けれど技術的には自分でどうしたらいいかわからないという人はたくさんいると思うんですよ。なので、そういう方々に来てもらって。SDカードを持ってきてこのカメラに挿せば、録画自体は誰でもできるので。もちろんアドバイスもしますし、こういうふうにしていったらいいじゃないですか、という提案もします。そういう場として使っていただければいいかなと。

【藤井編集長】
今後どうしていきたいとかありますか?

【大坪】
このモデルをまずひとつの型として成功させて、次に名古屋にもっていきたいですね(本社が名古屋にあるので)。その後は全国展開も視野には入れています。

【藤井編集長】
今後、他社と連携することもあるんですか?

【大坪】
たとえばこの「ラチッタデッラ川崎」さんは、ウェディングもやっているし、映画館もある。いわゆるコンサートホールもあるので、そういうところとの連携も、今後は生まれてくるのではないかなと思っています。

たとえば結婚式で、新郎新婦の出会いからインタビュアーをつけて、それを収録して、二次会で流す。あるいは二次会の会場に、ライブ配信でここから流す。あと最近は映画館のオープニングのイベントができないので、ここで収録したものを映画館で流すとか。

【藤井編集長】
けっこういろいろできそうな。

【大坪】
そうですね。今お話をした通り、可能性はすごくあるんだけれども、それをどう活かすかについてはこれからですね。

image

【藤井編集長】
このバレッドスタジオは、今後教育業界にどう貢献していくのでしょうか。

【大坪】
教育者は、教えることはプロフェッショナルでも、配信だとか映像のコンテンツをつくるプロではない。だから僕たちがそこを橋渡しをして、いいコンテンツをつくって、それを世の中に発信していくのが大切かな、と。

【藤井編集長】
それが教育業界への貢献に。

【大坪】
そうですね、それこそ、価値ある教育をバレッド(Valed=Value+Education)で(笑)。

【藤井編集長】
なるほど(笑)。ありがとうございました。

image

バレッドスタジオの展開についてインタビューを受けました
大坪 和也

2020/08/20

大坪 和也

関連記事

人気の記事
バレッドキッズ新規生徒募集
バレッドアカデミー
バレッドキッズ先生募集